⏩️全国3か月予報 2023年1月~3月の天候見通し|年末年始は大雪の可能性
向こう3か月(12月~2023年2月)の天候の見通し|2022年11月22日 気象庁発表
全国3か月予報
予報のポイント
- 向こう3か月の気温は、寒気の影響を受けやすいため、東・西日本と沖縄・奄美では平年並か低いでしょう。
- 向こう3か月の降水量は、冬型の気圧配置が強いため、東日本日本海側では平年並か多いでしょう。また、冬型の気圧配置が強く低気圧や前線の影響を受けにくいため、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美では平年並か少ないでしょう。
- 向こう3か月の降雪量は、冬型の気圧配置が強いため、東・西日本日本海側では平年並か多いでしょう。
*西日本日本海側の降雪量予報は近畿日本海側と山陰を対象としており、九州北部地方は含みません。
3か月の平均気温・降水量・降雪量
季節予報は、予測の確からしさに応じて、気温や降水量などを「低い(少ない)、平年並、高い(多い)」となる確率で表しています。
「平年並」がどの程度の値になるのかについては、参考資料(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/sankou/zenpan3.html)をご覧ください。
文章による解説については、確率の大きさに応じた言葉で表現しています。詳しくは本資料末尾の「参考(確率予報の解説)」をご覧ください。
予想される海洋と大気の特徴
月別の天候
12月 |
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01月 |
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02月 |
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月別の平均気温・降水量
参考
出現確率(低い(少ない):平年並:高い(多い)) | 解説 |
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高い(多い)確率が50%以上 | 高い(多い)見込み |
(20:40:40) | 平年並か高い(多い)見込み |
平年並の確率が50%以上 | 平年並の見込み |
(40:30:30) (30:40:30) (30:30:40) | ほぼ平年並の見込み |
(40:40:20) | 平年並か低い(少ない)見込み |
低い(少ない)確率が50%以上 | 低い(少ない)見込み |
報道
3か月予報「寒い冬に」気温は平年並みか低く 日本海側大雪注意
寒い冬になる可能性が出てきました。
気象庁の長期予報によりますと、来月以降の3か月間、東日本と西日本を中心に寒気の影響を受けやすく、気温が平年並みか低くなると予想されているほか、日本海側では雪の量が多くなるおそれもあり、大雪などに注意が必要です。
気象庁が22日に発表した予報によりますと、来月からの3か月間、冬型の気圧配置が強まって寒気が流れ込みやすくなり、
▽東日本と西日本、それに沖縄・奄美では、平均気温が「平年並みか低い」と予想されています。
一方、
▽北日本では「ほぼ平年並み」となる見込みです。
また、降雪量は、来月からの3か月間
▽北日本の日本海側が「ほぼ平年並み」と予想される一方、
▽東日本と西日本の日本海側で「平年並みか多い」と予想され、雪の量が多くなるおそれもあるということです。
こうした状況の予想について気象庁は、南米・ペルー沖の海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」が冬の終わりまで続く可能性が高く、偏西風が日本付近で南に蛇行して寒気が流れ込みやすくなるためだとしています。
気象庁異常気象情報センターの楳田貴郁所長は「体調管理に気をつけるとともに、大雪については気象庁の最新の情報を確認して準備するようにしてほしい」と話していました。(NHK202211221720)