⏩️全国3か月予報 2023年2月~4月の天候見通し|気温は平年並みか高い
全国3か月予報 向こう3ヶ月の天候見通し|2023年1月~3月
2022年12月20日14時00分 気象庁 発表
全国3か月予報
向こう3か月間の気象概況
2022年12月20日14時00分 気象庁 発表 | ||
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01月~03月 | 気温 | 平均気温は、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。 |
降水量 | 降水量は、東日本太平洋側で平年並または少ない確率ともに40%、西日本太平洋側と沖縄・奄美で少ない確率50%です。 | |
降雪量 | 日本海側の降雪量は、平年並または多い確率ともに40%です。 | |
01月 | 天候 | 北日本日本海側では、平年に比べ曇りや雪の日が多いでしょう。東・西日本日本海側では、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東・西日本太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。 |
気温 | 気温は、全国で平年並または低い確率ともに40%です。 | |
降水量 | 降水量は、北・東日本日本海側で平年並または多い確率ともに40%、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。 | |
02月 | 天候 | 北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東・西日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北・東日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。西日本太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。 |
気温 | 気温は、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。 | |
降水量 | 降水量は、西日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。 | |
03月 | 天候 | 北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東日本太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。西日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。 |
気温 | 気温は、北日本で平年並または高い確率ともに40%です。 | |
降水量 | 降水量は、西日本と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。 |
予報のポイント
- 向こう3か月の気温は、寒気の影響を受けやすいため、沖縄・奄美で平年並か低いでしょう。
- 向こう3か月の降水量は、低気圧や前線の影響を受けにくいため、西日本太平洋側と沖縄・奄美で少なく、東日本太平洋側で平年並か少ないでしょう。
- 向こう3か月の降雪量は、期間の前半は冬型の気圧配置が強いため、北・東・西日本日本海側で平年並か多いでしょう。
*西日本日本海側の降雪量予報は近畿日本海側と山陰を対象としており、九州北部地方は含みません。(気象庁)
3か月の平均気温・降水量・降雪量
季節予報は、予測の確からしさに応じて、気温や降水量などを「低い(少ない)、平年並、高い(多い)」となる確率で表しています。
「平年並」がどの程度の値になるのかについては、参考資料(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/sankou/zenpan3.html)をご覧ください。
文章による解説については、確率の大きさに応じた言葉で表現しています。詳しくは本資料末尾の「参考(確率予報の解説)」をご覧ください。
予想される海洋と大気の特徴
月別の天候
01月 |
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02月 |
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03月 |
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月別の平均気温・降水量
参考
出現確率(低い(少ない):平年並:高い(多い)) | 解説 |
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高い(多い)確率が50%以上 | 高い(多い)見込み |
(20:40:40) | 平年並か高い(多い)見込み |
平年並の確率が50%以上 | 平年並の見込み |
(40:30:30) (30:40:30) (30:30:40) | ほぼ平年並の見込み |
(40:40:20) | 平年並か低い(少ない)見込み |
低い(少ない)確率が50%以上 | 低い(少ない)見込み |
報道・解説
年末年始は大雪の可能性「帰省の移動は十分注意を」来年1~2月も雪が多い見通し 気象庁
気象庁はきょう、年末から来年3月までの天候の見通しを発表しました。それによりますと、年末年始は北日本から西日本の日本海側にかけて大雪となる可能性があります。さらに、来年1月から2月の前半にかけても雪が多い見通しが続きます。すでに新潟県や東北の南部で記録的な大雪となっていますが、気象庁はさらなる大雪に注意を呼びかけています。
■年末年始は大雪となる可能性あり 帰省時には最新情報の確認を
気象庁によりますと、年末年始は寒気が強まり、気温が低くなる見通しです。また、北日本から西日本の日本海側にかけて、大雪となる可能性があります。気象庁は「帰省などの車移動は、大雪で身動きが取れなくなる可能性もある。最新の情報を確認した上で、計画変更も視野に十分な準備をしてほしい」として、注意を呼びかけています。より詳しい予報は数日中に発表される予定です。
■1月から2月前半にかけても雪多い見通し 長引く寒気の影響に注意を
冬型の気圧配置の影響で、1月から2月の前半にかけても、北日本・東日本・西日本の日本海側では雪の降る量が平年並みか多くなる見込みです。広い範囲に影響が出やすく、特に1月には大雪となる可能性もあります。気象庁は交通状況などに十分注意するよう呼びかけるとともに、大雪が予想される地域では外出などの自粛も含めて検討してほしいとしています。
■冬型の気圧配置強く、寒気の影響受ける見通し ラニーニャ現象はようやく終息へ
気象庁によりますと、この冬はラニーニャ現象などの影響で、冬型の気圧配置が強まる見通しです。そのため、12月下旬から1月にかけて寒気のピークとなる予想で、1月は全国で気温が平年並か低くなる見通しです。北日本から西日本の日本海側で、平年に比べて曇りや雨・雪の日が多くなる見通しです。
このラニーニャ現象は、冬の終わりにかけて終息する可能性が高くなっています。季節の天候の特徴を強める傾向があるラニーニャ現象ですが、今回は去年の秋から既に1年以上にわたり続いていて、冬に終息すれば過去4番目の長さとなります。
一方、3月はラニーニャ現象が終息する可能性が高いことから、北日本は気温が平年並みか高く、東日本、西日本、沖縄、奄美ではほぼ平年並となる見通しです。(JNN202212201557)