アイスランドの首都レイキャビク近郊に位置するレイキャネス半島で3月16日夜、大規模な噴火が発生した。現地当局は非常事態を宣言、レイキャネス半島の屋外温泉施設「ブルーラグーン」や近くの町グリンダビークに避難命令を発した。
同国気象当局によると、2月8日に発生した噴火と同様、溶岩の流れはグリンダビークの北側に向かっている。国営放送は、長さ約3kmの割れ目から流れ出した溶岩が、町へつながる幹線道路にも向かっていると報じた。
噴火は昨年12月以降4度目。
アイスランド気象庁(IMO)は、現地時間16日午後8時23分に噴火が発生したと発表した。発生場所はグリンダヴィーク町の北で、昨年12月8日に始まった噴火の場所に近いとしている。
グリンダヴィークの北西にある国際空港は、今のところ影響を受けていないと伝えられ、グリンダヴィークの住民約4000人は、今年1月半ばに溶岩流が町に到達して以来、ようやく2月半ばに帰還が認められたばかりだが、ほとんどの人は戻っていないという。
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アイスランドレイキャネス半島噴火
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Lava spews from Iceland volcano in Grindavik
World News: Heavy Lava From Iceland Volcanic Eruption Blocks Roads
Iceland volcano still pouring out fountains of lava near Reykjavik