南米 チリ中部の火災 東京都の面積のおよそ1.2倍27万ヘクタールに
現地メディアは、チリ中部で連日続いている山火事が、東京都の面積のおよそ1.2倍にあたる27万ヘクタールに広がり、2月4日までに少なくとも24人が死亡、970人が負傷したと報じています。
マヌエル・モンサルベ(Manuel Monsalve)内務次官によると、4日時点で火災が起きているのは232か所で、うち16か所は同日、新たに発生したとしています。
ガブリエル・ボリッチ(Gabriel Boric)政権はこれを受け、ニュブレ(Nuble)、ビオビオ(Biobio)両州に加え、アラウカニア(Araucania)州を激甚災害地に指定しました。この指定により、大統領は消火活動に軍の動員が可能となります。
チリでは現在、高温天候に見舞われ、最高気温は40度に達しています。
乾燥した日が続いたことが山火事の原因とみられていて、同国政府関係者は「気候変動のせいだ」とのコメントをしています。
報道動画・SNS
At least 24 dead in Chile as wildfires expand
Chile wildfires spread as death toll rises
Chile wildfire out of control! Massive forest fire in Nuble region are burning now
Multiple dead, hundreds injured in Chile wildfires