日本海溝・千島海溝沿い地震想定で108市町村を防災強化地域に 北海道から関東にかけての太平洋沿岸を震源とするマグニチュード9クラスの巨大地震への備えを加速させるため、政府の中央防災会議は、北海道から千葉県までの沿岸にある108の市町村を、新たに設定する「津波避難対策特別強化地域」に指定することなどを答申した。 北海道から千葉県にかけての太平洋沖には、「千島海溝」と「日本海溝」と呼ばれる2つのプレート境界があり、ここでマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、沿岸では、最大およそ30メートルの高さの津 …