韓国 江原道江陵南谷洞で山火事
韓国北東部の江原道江陵で2023年4月11日、大規模な山火事が発生、聯合ニュースは「民家に燃え移り約100世帯に被害が出て、住民ら約80人が避難している。人命被害の情報はない。」と報じた。
瞬間風速30㎧の台風級風が吹く中、江原道江陵南谷洞一帯に飛ぶ山火事が捕まっていない。
韓国気象庁は11日午前、この地域の強風警報と乾燥警報を同時に発表した。
森林庁は11日午前10時30分、山火事の基準をLevel3に引き上げた。
現場にはヘリと消防隊員573人余りが投入されたが、平均風速15メートル、瞬間風速30メートルの強風が持続的に吹いており、消火作業は困難な状況が続いている。
現在、江陵地域の天気は強い風の上に、湿度は50%未満で、強風警報の発表が継続中。
4月11日日午後には、江原道一帯に雨が降ると見込まれるが、5~20mm程度の少ない雨量で山火事に対応するほどの水準ではないとみられる。
江原道内陸地域には5~20mm、東海岸地域には5mm内外の少ない雨が降る予報。
気象庁の関係者は「降る雨の量が多くなく、湿度を少し高めるほどの雨で、火元を多少なりとも濡らすことはできるだろうが、消化が進むレベルには十分とは言えないだろう」と話した。
気象庁は「現在、全国的に強風が予報されている上、江原永洞、慶尚圏は非常に乾燥するので、さらなるの山火事や火災に注意しなければならない」と注意喚起している。
森林庁によると「山火事Level3」は被害面積100ヘクタール以上、延焼時間24時間以上と予想される場合に適用する。
今回の山火事で民家4棟とペンション2棟が消失したことが確認され、現在、南谷洞住民の一部は江陵市アイスアリーナに避難している。
報道 動画
韓国の山火事で500人超避難、数十棟の建物が焼失 死者が出たとの報道も