9月20日夜から21日朝にかけて、北海道の大雪山系黒岳で初雪と初冠雪が観測されたと「大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ&リフト」の公式Xが伝えました。
2023年の報告は10月3日で、昨年より13日早い『初雪』の報告です。
黒岳で独自に初雪などを観測している「りんゆう観光」によると、20日午後11時20分頃に黒岳山頂付近の山小屋・黒岳石室で、雪がちらついているのが確認され、21日早朝には、山頂付近に雪が積もっているのが麓から目視できたそうです。
21日朝の黒岳石室付近の気温は氷点下2℃、大雪山系を臨む旭川市では最低気温8.1℃と今季一番の冷え込みとなりました。
黒岳(標高1984m)は、気象庁の「冠雪の初日を観測する」対象山ではありませんが、例年北海道では冬の訪れを感じるひとつの指標となっており、北海道内のニュースはもちろん、全国ニュースでも取り上げられる季節の風物詩です。
大雪山系では紅葉が進み、黒岳では山頂から7合目付近が見頃を迎えています。
北海道の冠雪の初日を観測する官署と、観測対象の山岳名
稚内 | 旭川 | 網走 | 札幌 | 釧路 | 室蘭 | 函館 |
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利尻山 | 旭岳 | 斜里岳 | 手稲山 | 雌阿寒岳 | 鷲別岳 | 横津岳 |
大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ&リフト【公式】
2024年9月21日
黒岳初雪降りました。 pic.twitter.com/aPE1TEFxVI— 大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ&リフト【公式】 (@rinyu_kurodake) September 20, 2024
▶北海道大雪山系黒岳ロープウェイが初雪を報告 昨年より2日早く|2023年10月3日