甲府地方気象台は11月7日(木)、富士山の初冠雪を観測したと発表しました。
今年2024年の富士山初冠雪は、
平年の10月2日より、36日遅く
昨年2023年の10月5日より、33日遅い
観測で、
統計が開始された1894年(明治27年)以降の130年間で、最も遅い初冠雪の観測です。
これまで、最も遅かった初冠雪は、1955年と2016年の10月26日、
最も早い初冠雪は、2008年の8月9日でした。
富士山の初冠雪は、気象台の職員が目視で観測していて、現在は、山梨県にある甲府地方気象台のみが発表しています。
以前は、静岡県の三島測候所や山梨県の河口湖測候所でも観測していましたが、2003年に無人化され、観測を終えています。
麓の富士吉田市では11月6日に初雪化粧宣言を発表しています。
▶富士山・甲斐駒ヶ岳の初冠雪日 1894年~2021年まで 気象庁(PDF)
富士山初冠雪 令和6年11月7日 観測開始以降最も遅い
甲府地方気象台 2024年11月7日発表
▶甲府から観測した富士山の初冠雪のお知らせ 甲府地方気象台(PDF)