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インドネシア ジャワ島スメル火山で大規模噴火 噴煙は高度15kmに|2022年12月4日11時18分JST

インドネシア ジャワ島スメル火山大規模噴火

 

インドネシア、スメル火山の噴火後、火山警報を最高に引き上げ

インドネシア当局は日曜日、スメル火山への警報を最高レベルに引き上げたと、コンパステレビが報じた。

噴火により火山灰の柱が空中高く噴出した後だ。

東ジャワ州の火山の近くに住む人々の避難が始まったと、地域の最高管理者、Thoriqul Haq は放送局に語った。

火山からの噴煙は 50,000 フィート (15 km) の高さに達したと、津波の可能性を監視していた日本の気象庁は述べた。

インドネシアの火山学および地質災害防災センターである PVMBG は、火山活動のレベルを III から IV に引き上げたと、Kompas TV が報じた。同センターにすぐにコメントを求めることはできなかった。

首都ジャカルタの東約 640 km (400 マイル) にあるジャワ島の東部での噴火は、300 人以上が死亡した先月の地震を含む、島の西部での一連の地震に続いている。

ロイター通信の電話取材に対し、地元ボランティアのバユ・デニー・アルフィアントさんは、「今朝からほとんどの道路が通行止めになっている。今は火山灰が降り注ぎ、山の景色を覆っている」と語った。

小規模な噴火が続いており、その地域では雨が降っていた、と彼は言った。

コンパスTV によると、当局は警戒レベルを引き上げ、スメルの噴火中心から 8 km (5 マイル) 以内で活動を行わないよう住民に警告した。

火山は午前 2 時 46 分 (土曜日の 1946 年 GMT) に噴火を開始した、とインドネシアの災害減災機関 BNPB は声明で述べた。ソーシャルメディアに投稿されたビデオは、近くの地域に灰色の灰の雲を示した.

142 の火山があるインドネシアには、10 km (6 マイル) 以内に 860 万人がいるなど、火山の近くに住む世界最大の人口を有する。

西ジャワのチアンジュールを襲った致命的な 11 月下旬の地震は、マグニチュード 5.6 の浅い地震だった。

土曜日のマグニチュード 6.1 のはるかに深い地震により、人々は建物から逃げ出したが、大きな被害は報告されていない。(REUTERS202212041557)

 

日本への津波の影響について気象庁「目立った潮位の変化はない」|気象庁

オーストラリア・ダーウィンの航空路火山灰情報センターによると、噴煙は上空およそ15キロに達したということで、気象衛星「ひまわり」の画像でも噴煙が広がっていく様子が確認されています。

この噴火について気象庁は、日本への津波の有無について調べていましたが、国内外の検潮所では目立った潮位の変化は観測されず、午後6時に「日本への津波の影響はない」と発表しました。

 

インドネシア・スメル火山で規模の大きな噴火

日本時間の今日12月4日(日)、インドネシアのスメル火山の噴火活動が活発になっています。日本時間の11時18分頃に発生した噴火では、現地の監視カメラの画像では火砕流とみられる現象が確認できるほか、気象衛星ひまわり8号からの観測では噴煙は高度約1万5000mに到達しているものとみられます。

インドネシアには多数の活火山があり、たびたび規模の大きな噴火を起こしています。スメル火山も今後の火山活動に注視が必要です。

(更新)
気象庁は13時05分に臨時の情報(遠地地震に関する情報)を発表し、ことし1月のトンガの火山噴火時のような津波が発生しないか監視するとしています。
気象衛星でも噴煙を観測
スメル火山(Semeru/標高3676m)は、インドネシアのジャワ島の東部にある火山です。インドネシアに点在する活火山と同様に、たびたび噴煙を1万メートル以上に噴き上げる噴火を起こしていて、火砕流や泥流を発生させることもあります。

今回の噴火では、噴煙を対流圏の最上層付近まで噴き上げたとみられ、気象衛星ひまわりからも噴煙を確認しました。
噴煙の状況次第では航空機に影響も
噴煙は上空の風に流されて南西方向に流れているものとみられます。

噴火により多量の火山灰が大気中に放出されると、それを吸い込んだ飛行機のエンジンが停止したり、操縦席の窓ガラスに傷が付いて見通しが利かなくなるなど、航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあります。

今後の火山灰の状況次第では、ジャワ島を発着する旅客機をはじめ、インドネシア付近を通過する国際線の航空便の経路変更などで、遅延等の影響が生じる可能性があります。

噴火による潮位変化の可能性は気象庁が調査中

今年1月にトンガの火山フンガトンガ=フンガハアパイで大規模な噴火が発生した際には、通常とは異なる津波が発生して、日本にも津波が到達しました。

今回のスメル火山の噴火により津波が発生するかどうかはわかりませんが、気象庁は潮位変化を監視する旨の発表を行いました。(weathernews202212041213)

 

 

動画 SNS

Dec 4: Dramatic Timelapse of Eruption at Semeru Volcano

 

DETIK² LETUSAN GUNUNG SEMERU SAMPAI DI GLADAK PERAK HARI INI

 

 

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