ベヨネース列岩に噴火警報(周辺海域)を発表
気象庁発表
噴火警報・予報:火山名 ベヨネース列岩 噴火警報(周辺海域) | ||
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2023年01月26日19時30分 気象庁 発表 | ||
見出し | <ベヨネース列岩に噴火警報(周辺海域)を発表> ベヨネース列岩(明神礁)の周辺海域では、海底噴火に警戒してください。 <噴火予報(活火山であることに留意)から噴火警報(周辺海域)に引上げ> |
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火山活動の状況及び予報警報事項 | 海上保安庁が本日(26日)実施した上空からの観測によると、ベヨネース列岩(明神礁)(北緯31度55.1分、東経140度01.3分、青ヶ島の南南東約65km)付近で変色水が確認されました。 今後、海底噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。 |
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対象市町村等 | 以下の市町村では、周辺海域で警戒をしてください。 | |
東京都 | 八丈支庁 | |
防災上の警戒事項等 | ベヨネース列岩(明神礁)の周辺海域では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石やベースサージ(横なぐりの噴煙)に警戒してください。また、噴火による浮遊物(軽石等)に注意してください。 |
■ベヨネース列岩の火山の現象に関する海上警報
気象庁海上火山
26日13時観測 26日19時30分発表
噴火警報
関東海域
火山名:ベヨネース列岩 噴火警報
位置:北緯31度55.1分 東経140度01.3分
海底噴火による影響が及ぶおそれ 周辺海域警戒
海上保安庁観測
海上保安庁が1月26日実施した上空からの観測で、青ヶ島の南南東約65kmのベヨネース列岩(明神礁)付近で変色水が確認されました。
今後、海底噴火が発生する可能性があり、警戒を呼びかけています。
ベヨネース列岩(明神礁)では、1971年以降、噴火の発生は観測されていません。
海上保安庁等の観測によると、変色水が認められたのは2017年11月以来です。
ベヨネース列岩に噴火警報(周辺海域)を発表|報道発表
報道発表資料
[pdf id=’69339′]
ベヨネース列岩の火山活動解説資料
[pdf id=’69341′]
ベヨネース列岩
ベヨネース列岩(ベヨネースれつがん)は伊豆諸島の岩礁群。東京都に属す。ベヨネース岩礁、ハロースとも呼ばれる。
欧名は「Bayonnaise Rocks」。
2016年時点で、所属市町村未定のため本籍を置くことはできず、東京都の直轄であり、都の出先機関である東京都八丈支庁が所管している。
命名の由来からすれば「バヨネーズ」(フランス語発音:[ba.jɔ.nɛz])となるが、国土地理院発行の地形図や気象庁の「火山データベース」でもベヨネース列岩を採用している(本稿でもそれに倣う)。
伊豆諸島南部、東京から南に408km、青ヶ島の南約65kmに位置し、3個の烏帽子形の大岩礁と数個の小岩礁から成る。
東8kmに位置する海底カルデラ「明神礁カルデラ」のカルデラ縁上に位置するが、形成時期は明神礁カルデラより古い。
植生はほとんどない。
渡り鳥の休息地でもある。
近海はカツオなどの大型魚を狙う人々の釣り場であり、八丈島から釣り船で6時間ほどである[1]。また付近の海底にあるベヨネース海丘で海底熱水鉱床が発見されており、金・銀・銅などを含んでいる。
最高標高は11mで、周囲に風や波を避けるものはなく、よほどの凪でなければ上陸は困難である。
気象庁は「ベヨネース列岩」を活火山名として登録しているが、事実上の活火山は先カルデラ火山(ベヨネース列岩など)、明神礁カルデラ、後カルデラ火山(明神礁、高根礁など)を総括した明神火山となっており、有史以降の火山活動は主に明神礁で見られている。