気象・災害

カムチャツカ半島 ベズィミアニィ火山で大規模な噴火|2022年5月28日

カムチャツカ半島

気象庁防災情報

 

カムチャツカ半島付近で地震を観測

気象庁警戒アラート

気象庁発表

5月28日17時10分

震源〜カムチャツカ半島付近

MNaN 不明

震度〜不明

http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/hypocenter/?56.0,160.6

 

気象庁東京航空路火山灰情報センター(Tokyo VAAC)

東京VAAC | ホーム
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ds.data.jma.go.jp

 

気象庁発表

→ カムチャツカ半島の火山で大規模噴火 日本への津波の影響なし 気象庁(NHK速報 23:36)

→ ロシア・カムチャツカ半島大規模噴火 潮位変動は今のところ確認できず 気象庁(20:00)

地震情報(遠地地震に関する情報)
令和4年5月28日18時05分 気象庁発表

28日17時10分ころ、海外で規模の大きな地震がありました。
震源地は、カムチャツカ半島付近(北緯56.0度、東経160.6度)と推定されます。
詳しい震源の位置はロシア、カムチャツカ半島です。

日本への津波の有無については現在調査中です。
令和4年5月28日17時10分頃(日本時間)にベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生しました(東京航空路火山灰情報センター(VAAC)による)。
この噴火に伴って通常とは異なる津波が発生して日本へ到達する場合、到達予想時刻は早いところ(北海道太平洋沿岸)で、28日18時30分頃です。予想される津波の高さは不明です。
海外の検潮所での津波の観測状況については、随時お知らせします。
今後の情報に注意してください。
(注1)本情報の冒頭に「海外で規模の大きな地震がありました。」や「震源地」とありますが、これは「遠地地震に関する情報」を作成する際に自動的に付与される文言です。実際には、規模の大きな地震は発生していない点に留意してください。
(注2)火山噴火に伴う潮位変化の呼称については、今後検討していきますが、当面は防災対応の呼びかけとして「津波」と表記します。
(注3)早い場合の日本への到達予想時刻は、火山の大規模噴火により発生した気圧波が310m/sで伝播し潮位変化させたと想定した時刻です。

 

カムチャツカ半島 ベズィミアニィ火山で噴火 噴煙は約1万5000mに(ウェザーニュース)

今日5月28日(土)夕方、カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生しました。現地当局(KVERT)の監視カメラの観測では、噴煙は高度1万5000mに到達しているものとみられます。

※気象庁は18時05分に臨時の情報を発表し、1月のトンガの火山噴火時のような津波が発生しないか監視しています。

ベズィミアニィ火山は1955年以降たびたび規模の大きな噴火を起こしていて、近年も活発な火山活動を続けています。噴煙の高さのみで噴火の規模は比較できないものの、2019年3月にも今回と同程度まで噴煙を上げる噴火を起こしています。

ウェザーニュースの現時点での見立てでは、海底火山ではないことや過去の事例から、潮位変化の可能性は低いと考えています。

ウェザーニュースとKVERTが共同設置した監視カメラにも、噴煙が高く立ちのぼる様子が映されています。

カムチャツカ半島

カムチャツカ半島 ベズィミアニィ火山で噴火 噴煙は約1万5000mに - ウェザーニュース
カムチャツカ半島 ベズィミアニィ火山で噴火 噴煙は約1万5000mに - ウェザーニュース

【火山噴火】今日5月28日(土)夕方、カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生しまし ...

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カムチャツカ半島の火山で大規模噴火 津波の影響調査 気象庁(NHK)

気象庁によりますと、日本時間28日午後5時10分ごろ、カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は今回の噴火で日本に津波の影響があるかどうか調べています。

大規模な噴火が起きると地震による津波と異なり、気圧の急激な変化によって潮位が上昇することがあります。

今回の噴火で潮位変化が発生した場合、日本国内で変化が始まると予想されるのは早いところで北海道の太平洋沿岸で28日午後6時30分ごろとされています。この時間はあくまで潮位変化が起きたと仮定した場合の予想です。

気象庁は南太平洋・トンガの海底火山での大規模な噴火で日本でも潮位の変化が起きたことから噴煙が上空15キロに達する噴火が起きた場合、潮位変化が確認されていない段階でも情報を発表することにしています。(NHK 202205281817)

 

 

ベズイミアニ山

カムチャツカ半島の中央部に位置し、火山活動はかなり活発である。ベズイミアニ山は1955年に噴火するまでは一度も噴火した記録はなく、死火山だと考えられていた。この噴火の翌年(56年)に大噴火により山体崩壊を起こし、山頂部を203m吹き飛ばした。

この火山は有史に入り一度も噴火しておらず、この噴火が歴史上初の噴火である。
噴火の1か月前の9月29日から火山性地震が多発し、その地震は前日まで続いた。そして、10月22日に噴火。この噴火が有史最初の噴火となる。その後もブルカノ式噴火を起こし、火山灰を多く噴き上げる。12月になってもベズイミアニ山は火山灰を噴き上げるが、噴火の規模はやや小さくなったため、小康状態になったように思えた。しかし、翌年の1956年3月30日、現地時間の午後5時11分ごろベズイミアニ山を震源とする大きな地震が起き、この地震で北東斜面で山体崩壊が発生。山頂に蹄鉄型の火口が出現し、噴火前3,085mあった標高はこの大噴火で2,882mに減少。この噴火による火山爆発指数は5だった。その後、火口から溶岩ドームが出現し、火口の大半を埋めた。
なお、地震が引き金となって山体崩壊を起こし、大噴火をして溶岩ドームを形成するこのようなタイプの噴火は、24年後にアメリカ合衆国にあるセント・ヘレンズ山(火山爆発指数は同じく5)でも起きている(1980年のセント・ヘレンズ山噴火)。

1952年11月のカムチャツカ地震(Mw9.0)の3年後であることから、連動噴火の可能性が指摘されている。(CCWiki)

 

近年の噴火

ロシアの火山 ベズイミアニが噴火 噴煙は1万5000mに - ウェザーニュース
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ロシアの火山 ベズイミアニが噴火 1万m近くまで噴煙が達する - ウェザーニュース
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