2022年9月14日3個の台風が発生中
2022年9月14日11時00分(JST)現在、日本周辺には、同時に3つの台風が存在しています。
1つは、9月8日発生の令和4年台風第12号(ムイファー)
2つ目は、9月12日発生の台風13号(マールボック)
3つ目は、9月14日発生の台風14号(ナンマドル)です。
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前回、3つの台風が同時に存在していたのは、2021年8月4日発生の令和3年台風9号(ルピート)、同5日発生の台風10号(ミリネ)、同じく5日発生の台風11号(ニーダ)です。
さらにその前は、2019年8月6日15時から同月7日9時までの間に発生していた令和元年台風8号・同9号・同10号です。
2019年は、日本では平成から令和への改元が行われたため、5月1日0時(日本時間)までに発生した台風1号と2号は「平成31年台風第○号」、それ以降に発生した台風3号からは「令和元年台風第○号」と表記されます。
同年は、関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出した令和元年台風15号(ファクサイ)が「令和元年房総半島台風」、静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらし、昭和54年台風第20号以来、40年ぶりに死者100人を越えた令和元年台風19号(ハギビス)が「令和元年東日本台風」と命名されました。
これら気象庁命名台風は、史上稀な被害をもたらした台風につけられるもので、2019年の命名は、1977年(昭和52年台風9号)の「沖永良部台風」以来、42年ぶりの命名となりました。
3つの台風の位置|令和4年台風12号~14号
2022年9月16日00時50分気象庁発表時点
※令和4台風13号 マールボックは、温帯低気圧に変わりました(気象庁9月15日16時09分発表)。
参考:Typhoon track forecast(各国モデル)|9月16日01時00分時点
2022年9月15日00時00分気象庁発表時点
2022年9月14日06時00分 JTWC
参考:Typhoon track forecast(各国モデル)|9月15日01時40分時点
2022年9月14日09時00分気象庁発表時点
参考:Typhoon track forecast(各国モデル)|9月14日09時19分時点
最近のトリプル台風
2021年 令和3年台風9号~台風11号
2019年 令和元年台風8号~台風10号