マレーシア南部 洪水 5万人が避難
現地報道によると、3月6日時点で、マレーシアのジョホール州では、4日間で最大の降雨量を記録。
約5万人が洪水により避難しています。
また、ワシントン・ポスト紙は、マレーシア警察が急流に押し流された車に閉じ込められた若い女性の遺体を発見、5番目の死亡例だと報じています。
マレーシアでは、11 月から始まる毎年恒例のモンスーン シーズン中に洪水が発生します。
気象当局は、現在進行中の雨が 4 月まで続く可能性があると述べています。
マレーシア南部で洪水 4万人が避難 少なくとも4人が死亡
マレーシア南部ジョホール州の洪水で少なくとも4人が死亡、4万人あまりが避難を強いられ、救助活動が続いている。
州当局が4日、死者数を確認した。この中には、流された車に閉じ込められて死亡した男性1人も含まれている。
現地からの映像には、水没した民家の屋根で助けを待つ人々や、胸まで水につかって救助に向かう隊員、バケツで救出される乳児の姿などが映っている。道路や森林が冠水し、車両が泥水に沈んだ場面もある。
隣接するシンガポールでも2月以降、豪雨が続いている。
マレーシアは2021年に過去最悪の洪水に襲われて54人が死亡し、軍隊が出動。被害は8つの州に及んだ。国内の救急体制が圧迫され、政府の対応に批判が集中した。
昨年11月から始まった雨季で、住民らは少なくとも12月以降、避難生活を強いられている。ジョホール州は特に甚大な被害を受け、数万人が救援センターや学校、公民館に身を寄せている。
気象当局は、雨が4月まで続く可能性もあると警告している。
現地動画
Thousands Evacuated In Malaysia After Deadly Floods | Malaysia Flood Today 2023 | English News LIVE
Malaysia floods: Situation in Batu Pahat, one of the worst-hit districts in Johor
